2013年5月31日金曜日

ボルドーへの旅 最終

何だか先週、今週と暇なようでばたばたした毎日でした。
いつもほとんど誰からもかかってこない私の携帯が毎日鳴りっぱなし。
っていっても毎日働いてる人たちに比べたら大したことないんだろうけど。
ちょっと急にある話が進行中でして、、かなりドキドキなのですが、心を奮い立たせて挑戦してみようかと。まぁ9月からのお話なので、また決定したらこちらに書くかもです。


さてさて、ボルドー日記、あと一日だけだし終わらせてしまおうと思います。

最後の日は土曜日。本当は日曜に帰るつもりだったけど、行きのあまりの渋滞具合に恐れおののいた我々、日曜に帰ったらまずいんでないの?てことで一日早めに。
私は渋滞にちょっとくらい巻き込まれてもいいんだけど、何時間も運転するのマだし、月から仕事なのもマだし、さすがにかわいそうよね。

あまり時間もないから遠くにも行けないし、この前はボルドー中心街が雨降りだったし休日だったので、そのリベンジで再び中心街へっ。
今日は雨降らなくてよかったよー。
でもどんよりくもり空
川がいいかんじ
川のある町って好きです

ボルドーはとても広くて歩きやすい道とか多かった気がします。
きちんときれいに作られた街ってかんじ。
建物のかんじが好きだなー
こちら水の鏡といわれてる場所
すごくすてきだったよ、ナイスアイディア!
曇り空もきちんと映ってるね

ぶらぶら歩いて、私たちはもうすぐ誕生日のマの真ん中の妹へのプレゼント探し。
あやちゃんがとってもかわいいお店に案内してくれて、プレゼントゲット!
とにかくかわいいもの満載
たぶん子供用のものが売られてる店だけど、そんなの気にしない
ここで買ったの、この間プレゼントしたら
喜んでもらえたっ

そしてよさそうなブティックで洋服などもみたり。買わなくても見るだけでも楽しい。
男子2名は面倒そうに女子につきあう形。
私の周りの男子(友達の彼氏とか旦那とかも)はたいてい買い物嫌いですが、一般的に男子ってそういうもの?

お昼ご飯はラーメンなどでも迷ったけれど、(いつでもどこでもラーメンウェルカムなマと私)、ボルドーで一番おすすめのケバブやさんがあると聞き、ケバブにすることに。
私そういえば今回フランスに去年の夏来て以来まだ一回もケバブ食べてなかった!これってびっくり。だって留学してたときはかなりの頻度で食べてたから。グルノーブルのよく行ってたケバブやさん、たぶん今行ってもすぐに場所わかると思う、なつかしいなぁ。まぁあのころは学生でお金が常になかったていうのもあるんだろうけど。

ポテト入りとポテトなし

買って近くの広場でベンチに座って食べる。こういうのもまたいいよね。
久しぶりのケバブはおいしかった。
だいぶ満腹に。

そして時間もせまってきたのでいったん友達のうちに帰り、そして少しお茶してから帰宅の途に。

私のスーツケースにのるにゃんこ

本当に何から何までお世話になりました。ニコあや、本当にありがとう!!
あまりにも楽しかったからか、帰りの車の中で何だか旅が終わってしまったさみしさがいつも以上に。
どこかに出かけて帰るときって子供のときは毎回この上なく悲しくて帰りたくなくて泣いてた気がするけど、大人になるとまた来れるっていう思いを胸にさすがにいちいち泣いたり悲しくなったりしなくなってたはずなんだけどね。
去年友達と京都行ったときとか、松本行ったときもそういえば同じように悲しくなったんだった。
あの時はもうフランス行きが決定してて、その直前の旅行だったから余計にね。

とにかく旅って、やっぱりいいな。

ボルドーからトゥーロン(シフール)まで途中でたまに少し休憩しながら、渋滞もなく7時間以内で着けました。


帰って、ジーンズとか靴とかスーツケースからたくさんの砂がでてきて、服にはにゃんこの白い毛がたくさんついてた。
旅の思い出っ。



2013年5月24日金曜日

ボルドーへの旅 その3

前日夜更かししたため、朝は10時くらいにがんばって起床。
朝ごはんを食べて準備して、いざ出発。
今日は快晴!

今日の目的地は、Arcachonアーカッションというところで、ボルドーからさらに西の大西洋沿いです。ここには、ピラ砂丘っていう日本でいう鳥取砂丘のような場所があるらしい。鳥取砂丘行ったことないけど行ってみたい場所だったし、じゃあフランス版鳥取砂丘に行きたい!てなわけで行ってきました。

そう忘れかけていたけど私たちは今フランス版GWまっただ中。
ボルドー・アーカッション間の高速も混んじゃってたよー
本当だったら1時間以内で着く距離なんだけど、倍くらいかかっちゃったかな?

ピラ砂丘に行くのに車を停めて、ふつうだとみなが登るためのいわゆる観光客用の道があるのですが、ピラ砂丘二回目の友達カップルおすすめ、秘密の道を通っていくことに。
途中私有地っぽい所も通り犬にほえられたり、蚊と戦ったりしながら。


こんな森の中をぺちゃくちゃおしゃべりしながら歩くと
森の先に急に砂山現る!

森がおわったら急に目の前急斜面の砂山!おもしろい光景でした。
みんなで靴を脱ぎはだしになって、砂に足を入れながら登る。

もうなんかすでに楽しくて、はだしでさらさらの砂に足ずぼずぼ入れながら歩く感覚とか、なんかもう子供に戻ったみたいですっごい楽しかった!
奥の砂山に見える黒い点々は人です
通常はあちらが正規の道

でも私たちの道のほうが断然楽しくておすすめ。人も全然いないし。
上から見るとこんなかんじ。下は森の海

そしてがんばって上にたどり着くと向こう側には・・・!
うみ~!

私本当にここ楽しかったです、ピラ砂丘。
何かすっごい感動した。
後ろは緑の森の海、前は真っ青な大西洋。
そして広大なさらさらな白い砂浜。
こんな場所、他にあるでしょうか。


楽しすぎて、みんなでテンションあがって、ジャンプ写真をとりまくる。
せーのっ
ぴょーんっ

さすが男子たちはジャンプ力がちがいます。
女子チームでもたくさん飛んだのだけど、なんかいまいち私のジャンプ力がいけてないのと、全部おなか見えまくりだったっていう。なので恥ずかしいので写真はひかえるよっ
あっマのはのせちゃったけどいいよね笑
タイミングずれるとこうなるっ
なんか踊ってるみたい
最後、合体!

どんなにとんではねても周りにはあまり人がいなくて最高でした。
そして転んでも砂だから全然痛くない。
ここ子供だったら本当に最高に楽しい場所だと思う。

そうそう、パラグライダーしてる人たちたくさんいました。
パラグライダー初心者用の練習に最高の場所なんだと思う。
私ですら、ここならやってもいいかもって一瞬思えたくらい。
気持ちよさそうだし、落ちても痛くなさそうだし。


せっかくだし水際まで下りてって遊ぶ。
誰からはじめたのか忘れたけど、どれだけ奥に自分の足跡つけられるかって遊びにしばらく興じる。
しばらくしてマは足が長いからずるいよねってことに
水冷たかったけど、泳いでるつわものも
私たちは足オンリー

偶然とれたなんかいい写真


疲れたら座って山の上に棒たてて落としたら負けっていうあれやったり。
フランス人この遊び知らなかったよ

さすがに昼ごはんも食べず遊んだのでエネルギー切れとなったのでごはんを食べに行くことに。

帰り道、例の上り坂が今度は下り。私はけっこう下りこわいと思っちゃったけど、若者たちはこわいもの知らず!めっちゃ思いっきりジャンプして降りててすごかったっ。

ジャンプしながら降りたら帰りはあっというま。

とにかく、いい年こいても楽しめる、すばらしい場所でしたよ、ピラ砂漠。

その後また車に乗り込み、アーカッションの小さな港町(正確には隣町?)に行くことに。


フランス人なら誰もが知っているのですが、アーカッションといえば生牡蠣。
私は以前に生まれて初めて口にしたたった一個の生牡蠣に苦しめられたトラウマがあるため未だ食べられないでいるのですが、そういう過去を持っていない人たちにとっては生牡蠣ってそうとう魅力的な食べ物みたいですね。

てわけで生牡蠣が食べられるレストランを探したわけだけど、このとき時間もう4時半とかで、ランチ営業どこも終わっちゃってました。カフェ営業のみのところばかり。
仕方がないのでとりあえずみなが食べてておいしそうなワッフルとかチュロスで小腹を満たし、あとで帰りに牡蠣とか買って家で食べようかって流れに。
すてきな街
絵になるねぇ

このあとグーグルマップをたよりに何とか魚介類を売っているお店を見つけて、生牡蠣とエビ類(for me)ゲット!

帰り道もあきらかに渋滞していたので、地図片手にあやちゃんが小道をナビゲートしてくれて、できるかぎり渋滞を回避したおかげでいらいらすることなく帰宅!ナイスっ。

帰ってさっそく、生牡蠣に取り掛かりまっす。
youtubeによりますと、まずはよくたわしなどでごしごし洗うと。
マが担当していると、あれれこの白い後ろ姿は

興味しんしん
完了

その後、またyoutube様のお世話になりつつがんばってこじあけます。
ふむふむ
この辺にナイフを入れて
おーーーーー!

みんなでがんばって(おもに男子たち)、コツをつかんだ後はどんどんあけていってましたよ。
私も一個だけ成功っ。あとは食べられるようになればいいんだけどっ。
ばんざーいっ
本日のディナーっ
レストランみたいっ!
とれたてはやっぱりおいしそう
(ちゃんとお店でとれたて買ったよ)
手長エビーー

生牡蠣、自分で開けたし食べてみたいって気持ちもあったけど、やはり勇気が出ず。。
何より次の日帰る予定だったから、7時間くらいの車での長旅であたっちゃったらかなりつらいだろうってことで。
でもこの手長エビも絶品で、マヨと食べたらおいしかったーーー!
あと小さいエビも買ったけどそれもおいしかった。
新鮮な魚介類はやっぱりちがいますね。
あっ生牡蠣ももちろん絶品だったようですっあっというまになくなってたし!

本日は魚介なので白ワイン。
そしてまた前日の夜のように飲んで飲んで、いろんな話してみんな酔っぱらって前日の夜の二の舞に。最後の夜も更けていくのはあっという間。。。

2013年5月23日木曜日

ボルドーへの旅 その2

旅行二日目、ついにこの日はボルドーへ向けて出発です。
途中のSAで朝ごはん食べたりしながら、トゥールーズ・ボルドー間は渋滞もなく予定通りお昼頃到着!

正確に言うと、友達カップルが住んでいるのはボルドーのすぐ隣の小さいかわいらしい街。
出口間違えてちょっと遅れた私たちを二人は笑顔で迎えてくれました。
しかもおいしいサラダをつくって待っていてくれた!

四人で会うのは、フランスでの私たちの結婚式に来てくれたとき以来?
久しぶりで話に花がさきます。

そして私のハートが釘づけになったのは、彼らの飼っている猫、その名もムーミン。
ドキュン!

もうこの子のやることなすことのかわいらしさったら!私猫は飼いたいとずっと前から思ってみていたけれど、この旅でさらにその思いは急上昇ですよ。

うーーーたまらん!!

猫の写真とったり4人でつもりつもった話したりして、まったり。
そうこうしてると時間はあっというまにたっちゃうので、ボルドー中心街へ行くことに。
私もマも初ボルドー。わくわく。
しかしお天気はあいにくの雨

しかしながらボルドーの街並み、すばらしくきれいでした。
これぞ、ヨーロッパの街並み!っていうかんじ。建物のかんじがすばらしい。
スペースも広いかんじで、ごみごみしている南仏のかんじと全然ちがいます。

雨の中、カテドラルの隣の塔に登ってみることに。
ひたすら上るよー
あ”-乳酸がーって私ずっと言ってました

塔は最上階まで上るとカテドラルより高く、カテドラルが上から見渡せてとても面白いです。
ボルドーの街並みも一望
しかしなんせ雨降りで風も容赦なくふきつけて
とっても寒かったのさ
寒そうな後ろ姿

雨降ってたしカテドラルの外観写真撮り忘れてた。
中はこんなかんじ。
ステンドグラスがやはりすてきでした

そのあと街をぶらぶらして、祝日だったけどあいてるお店もちらほらあったりして、いけてる街ボルドー。
ボルドーといえばカヌレ
こちら有名店だそう
結局買わなかったけどおいしそうでした
そしてあやちゃんおすすめ
マカロンやさん
かわいすぎるーーーー!
ここはスルーできず、みんなでほしいマカロンお買い上げ
しかも不思議な組み合わせの味のもあった
フォアグラとチョコのマカロンとか!

結局雨降りだし、カフェでゆっくりしよかってことになり
またまた二人のおすすめカフェへ
またまたいい雰囲気でおしゃれー!
le pain quotidienっぽい雰囲気
私はカフェオレ
マの飲み物がやたら魅惑的だった
買ったマカロンつまみながら
これはカシス・中は何かのチーズだったかな?
おいしかったよ

ここで、二人が結婚することにしたとのおめでたいニュースを伝えてくれ、幸せな気持ちになるっ。
わーいわーいよかったねー!!
そして式は来年ボルドーでやるとのこと、私たちも招待してもらったよ!
また来年も来れるんだー!ばんざーい!

カフェを出て帰る途中大きな噴水が。
ふぉー!豪華な彫刻!
馬の鼻からすごい水しぶき笑

結局雨もやんでくれないようなので、この後はおとなしく二人のおうちに帰る。
二人は彼の両親と同じ敷地内に住んでいて、彼の両親は今旅行中でいなかったのだけど、そっちのほうが広いからってことでそちらでまた夜ご飯のための料理をつくってくれることに。
私たちも手伝ったよ。ニコラのお姉さんもいて一緒におしゃべり。

ニコラの両親のおうちもとてもすてきで、しかも犬二匹に猫一匹!ここは動物パラダイス!
でも犬たちは老犬で色々大変そうだった。
すてきな暖炉まわり
庭も広くていいね
こちらは黒猫

二人が飼ってる白猫ちゃんもつれてきたのだけど、ここの黒猫に悪さしちゃうから二階にあげられてて、でも上から黒猫をずっと見てる様子が面白かった。
じー
拡大
ぷぷぷ


ローストビーフに、ちゃんとじゃがいもから作ったフリット(フライドポテトのこと)。
この日は寒いからマが暖炉に火をたくのを手伝い、暖炉の前でみんなでごはん。
幸せの図。
おいしかったー!
ごちそうさま

この後も、ごはん食べてお酒を飲み続け、(二人は酒豪カップルです)次々にいろんな秘蔵のお酒でてきて、ていうかもちろんここはボルドー、赤ワインもそうだけど他にも色々お酒にくわしいんだな!
私も弱いながらちびちびと飲み続け、みんなでだらだら飲んで話して、あっというまに3時くらいに。
夢のように楽しい時間ってあっというまだね。

次の日は、ボルドー近郊へ出かけますっ。