2013年5月21日火曜日

ボルドーへの旅 その1

写真整理できたので、ボルドー旅行記でも書こうかと思います。

私前々日記でフランスにはGWないって書いちゃったけど、それらしきものがありました。
今年の5月二週目は8、9日が祝日だったので10日(金)を休めば5連休ってことで、多くの人にとって連休の週でした。
マも例にもれず休みをとり、かねてから会いに行きたかったボルドーに住んでる友達カップルへ会いに行くツアー決行!
ロンドン旅に引き続き、ヨーロッパに住む友達に会いに行くツアー第二弾です。

ボルドーは一見南仏から近いようで、実はかなり遠いです。
最初電車を考えたのだけれど、もちろん直通はないし時間もかなりかかるしで、結局車で。
フランスの電車って、すべてパリ中心に考えられていて、地方から地方に行くのにとても不便だったりします。ここ改善されたらもっとすばらしい国になるのにね!

車で一気にボルドーするのは不可能ではないけれど、マの運転疲労を考え、トゥールーズのマ妹アパートで途中一泊するということで落ち着く。彼女も同時期にバカンスに出てていないので鍵を事前にゲット。


水曜日出発の日、週末にバカみたいに大量買いした野菜やら色々が残ってたので、腐りそうなものはすべて持参で、サンドイッチもつくり準備は完璧!車だとこういう時何でも持っていけるしいいね。10時くらいに出発です。

途中セザンヌの描いたサント・ビクトワール山が見えたり
あぁこのころはまだスイスイだったよ・・

そう、私たち二人ともフランスのGWってものをなめていたのです。
日本にいたときはGWってどこ行っても混んでるし高いし大人しく家にいることも多かったのですが、フランスはなんせヴァカンスも多い国だし大丈夫っしょ!って思ってたのですが、甘かった。。

途中からどんどん雲行きがあやしくなり、気付いたら全く進まない渋滞に巻き込まれる。
そして何がつらかったって、このわたくし、実は出発して30分くらいで朝飲んでしまった紅茶のせいかすでにトイレに行きたいかもって思ったのですが、まだ全然我慢できるしいっかってことでトイレのあるSAなどをスルーしていたのです。これが大きな間違いだった。。

気付いたら渋滞に巻き込まれ、その頃にはやぱい、もっと前にマに言い出しておけばよかった?と後悔してももう後の祭り。しかも渋滞してた付近は嫌がらせってくらいにサービスエリアもずっとなくて、もういっそのこと車から出てそこらへんの茂みでしてしまいたい!ってくらいまで思いつめたけれど、完全に隠れられるくらいの茂みも見つからず、人としてやっぱりみんなに注目された中でするのは無理、でもでも、、の葛藤を繰り返すこと3時間くらい?(トイレ我慢中の体内時計だから実際はもっと短かったかも・・)もう絶対膀胱炎になるってマに訴え続け、最終的にようやく見つけた一番すぐの出口で高速を出てもらって、大型スーパーGeantが奇跡的にも開いており(本日は休日なので閉まっててもおかしくなかった!)念願のトイレにありつけたのでした。メルシーGeant!!
こんなつらい思いはもう二度としたくないってくらいつらかった。。

今度から、車に長時間乗る前は紅茶はひかえよう。そして行きたいと思ったら「えーまた?」とかマに言われるのを気にしたりしないで即言おう、と心に誓ったのでした。

このあともミニ渋滞に巻き込まれたりしながら、でもトイレに行けた解放感から全然気にならない私なのでした。渋滞のせいで思ったよりも全然時間かかってしまい、お昼は適当に車の中で持ってきたサンドや野菜を食べ、何とか夕方くらいに今日の最初の目的地、カルカッソンヌに到着。

ここは世界遺産にも登録されている城塞都市。wikiによると、フランスではあのモンサンミッシェルについで来訪客の多い観光地とな。それは行かないと!
すでになんかすてき!

馬車での観光もあるのね
こんなにたくさんの人を引けるなんて馬って力持ち

まずは城壁をぐるりと一周することに。
外壁と内壁の間を歩くかんじ。
馬が通るといちいち写真とっちゃう
馬糞には要注意
魅力的なまつげ

高いところも歩けます
けっこうこわい
人がいなかったら、本当に中世に迷い込んだような気分になりそう
窓はこんな風にほそーい
ここから外の敵に弓矢で攻撃したりしたんでしょうね

窓より外の景色

その後シテ(中心街)の中に入ります。
中も中世感がつまったかんじになっています。
la maison hanteeって書いてある
日本語でお化け屋敷!
けっこうな人だかり
私は絶対入らないけど
途中アイス屋さんを見つける
子供達に大人気だったのでうちらも買う
そしたらとっても子供っぽい味のアイスだった
お城を見学するには入場料が必要
たしか8ユーロくらいだったかと
悩んだけど、この時点でけっこうもう遅かったし雲行きもあやしかったし
今回はあきらめる
すべては渋滞のせい!
しかたないので街をぶらぶら
かわいいおもちゃやさんとか
すてきなホテルとか
パリのノートルダムにもあるこわいガーゴイルがあった
気になる装飾
入ってみることに
ステンドグラスがすてきな教会だった
しかもこの男性3人がミサ曲をすてきに歌う歌声が教会中に響いていた
マは最初テープかと思ったほど
きれいにはもっている歌声を聴くのはやっぱり好きだー
神聖な気分になったところで教会を出る
ふりかえったら今いた教会
ナイスな建築だった

そのあとさっき食べた甘いアイスのせいで余計のどがかわいたので、カフェを探す。
途中見つけた昔の学校
観光地だからお土産やもたくさんありました
どのカフェにしようかな~
赤子と猫
カフェが集まっていた広場
こちらに落ち着く
マはビール、私アブリコジュース
アブリコってあんずのこと
私の大好物

このあとカフェで涼んでいたら雨が降り始め、最初小ぶりだったのがどんどん本格的な雨に。がーん。もちろん傘はなし。止みそうにないし、あんまり長くカフェにいてもしょうがないし、意を決してカフェを出る。

そして来た道を雨の中走って車まで戻った結果、まるでシャワーをあびたかのようなびしょ濡れになりました。髪もびしょびしょ、顔は化粧全落ち。途中雨の中走ってる自分たちが面白くなり始めて私笑いがとまらなくなったり、はたから見たらかなりあやしかったでしょう。タオルを持っていたのが救いでした。

そんなこんなで本日のお宿、マ妹のアパートに到着。
あいかわらずかわいくって写真におさめる私。
着いてだらだらしてあっというまに9時すぎ、モノプリに行ってみるも休日だからか開いていず。。
近所の教会
クスミティーもあるんだ、いいなー
おしゃれなお店多い
遅いし全部しまってたけど

仕方ないから夜ご飯は適当に持ってきた余りものですませる。
肉じゃがも持ってきてたからよかったけど、でもレンジがなく冷たいじゃが・・・
置いてあった小津の映画見ながら
こちら秋刀魚の味
フランス語訳はle gout du sake 酒の味になってた

まだまだ旅は長いので今日はこの辺で。

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