ばら色の明日: 10月 2012

2012年10月31日水曜日

St Tropez便り

月曜にマキシムママと末っ子の妹とお出かけしてきました。
天気予報通り、久しぶりの雲一つない晴天。

向かった先は、サントロぺ。そうサントロぺって、フィガロとかおしゃれ旅行雑誌とかに南仏特集してたらぜったい乗ってる、あのサントロぺ！
かのブリジット・バルドーもお気に入りで一時期住んでいたという、あのサントロぺ！(しつこい？)

南仏の街は色々行きましたがなぜかサントロぺだけスルーしていた私。
ちょうど金曜日からBraderieという、街をあげてのセールの期間だったので、女子3人でショッピングがてらサントロぺ行っちゃう！？となったわけです。
ショッピングが大の苦手なマはもちろんおいて、、(どっちにしても彼は仕事でしたが)

サントロぺへはトゥーロンからだと森の中をとおっていく行き方と海沿いを行く行き方とあり、行きは森の中を。混んでなければ45分くらいで着くとか。意外に近い、サントロぺ。
でもこの日は子供たちは休みに入ってたりセールだったりもあり1時間くらいはかかりました、たぶん。

着いたらまず目にとびこんできたのは、

高そうな船たち

印象派の美術館だそう

次回はここも行きたい

トイレにいくためにとりあえずカフェに入って一息ついたら、いざ出陣。

サントロぺはそんなに大きな街ではありませんが、その大きさの割にはお店は色々あります。特にブランド品系。お金持ちがたくさん来るからでしょう。

マのママはサントロぺにはパリのすべての店が凝縮してるから買い物がしやすいのよと言っています。パリのすべての店がここにあるかは疑問ですが、たしかにちょっとぶらぶら買い物するにはちょうどいい大きさの街です。

ラドゥレもあるっ

かわいらしいお菓子屋さんも

名物カフェ

有名人もたくさん来るとか

ここらへん映画撮影にも使われたそう

言われてみたら映画に出てきそう

どこを見ても南仏らしい色使い

後姿も絵になるね

広場に出るとプラタナスの木が

秋を感じさせます

でもここは南仏、椰子の木のせいで気分はバケーション

ディオールのホテル？

何だかわからないけど豪華

これぞ南仏の空の色

買い物もひと段落し、最後に絶対来たかった場所がこのアイス屋さん

P家御用達のアイス屋さんらしく、とにかくサントロぺにきたらこのアイスは食べて帰らなきゃってかんじらしいです。その場で食べ、さらにお持ち帰り用にでっかい箱入りも買ってました。

これ朝とった写真なので人がいませんが、午後にはすごい人だかりでした。

すっごいおいしかった、ラズベリー入りヨーグルト

私はグレフル

この後本当は例のマのママの妹が元夫と別れる前に住んでいたすごい豪邸がサントロぺにあるのでそこに行く予定だったのだけど、色々あってキャンセルに。

お金持ちが離婚すると色々大変そうです。。

とにかく、初のサントロぺは私の予想を裏切らないおしゃれ度満点な街でした。

肝心の買い物は、みな何も買いませんでしたが。。

意気込んでいくと買い物ってそういうもんですよね。

でもぶらぶら女同士でお店みたり、写真撮ったり、楽しき１日でした。

また来たいなサントロぺ。

2012年10月28日日曜日

アラブ風サウナ初体験レポ

きのうから急にありえない寒さ。
そして金曜日は激しい雨風に雷でものすごいあれまくってました。
今まで晴れ続けたうっぷんがたまって一気に発散！的な天気の南仏です。

そんな荒れ狂う天気の金曜日、マキシムままと一番下の妹とトゥーロンで待ち合わせしてたのでバスにのってトゥーロン中心街まででてきました。
バスもちょっとした川の中走ってるくらいのすごい水量で、でもけっこうなスピードで走るのでいつつるりとすべって転倒するんじゃないかとひやひやでした。。
この日トゥーロン大学の近くで学生二人が川(といってもいつもだったらちょろちょろしか流れてないような川)に流されて亡くなってしまい、繰り返しそのニュースが流れてました。
それくらいの雨の中、わざわざ出かけていった目的は、Hammam。
フランス語風に読むとアマム。といわれてもぴんとくる人はそういないかと。。
Hammamとは私も知らなかったのですが簡単にいうとアラブ風サウナ。
マのママはよく行ってるようで今度一緒に行こうといわれていたのが金曜日に決行となった訳です。

私たちがいったのはいまどきおしゃれ風にアレンジされているところではなく、本当のアラブ人女性たちも通うアマム。
中の内装もアラブ感でていてちょっとしたプチトリップ体感。
まず水着に着替え、受付で黒いねっとりしたもの(石鹸らしい)が入った容器をもらいます。
それからシャワーで体を洗ったら、その黒い石鹸を体中にぬりたくり、いざサウナ室へ。
蒸気がたちこめるサウナ室ですが、私は本物のサウナはだめですがここは温度的に大丈夫でした。普通のサウナより温度は低めと思われます。
たえられなくなったら外に出て水で体を洗い流し、また黒いものをぬってサウナに。
この繰り返し。
しばらくすると体から自然にぽろぽろと垢がとれていきます。
そして最後に、部屋の中央にあるベッドに寝かされかなり恰幅のいい半裸のアラブ女性からひたすら全身をあかすり的なものでごしごしされます。
最初は水着つけてたけどここで無言で脱ぐように指示され、もうされるがままなかんじです。
私昔流行った韓国のあかすりを体験したことがないのですが、これはたぶん韓国本場の垢すりと似ているんじゃないかと。やったことある人に、全裸ですごい格好とかになりながら全身ごしごしされると聞きましたので。。
でここではそれが個室とかではなくみなのいる部屋の中心で行われるのでちょっとしたカルチャーショックでありました。まぁ裸のつきあいの一環ということで。。。

そのあとはマのママと妹はマッサージもうけてましたが、私は今日のところはもういいやって感じだったのでやめておきました。
でも実はオイルマッサージだったらしくしかもけっこう上手らしいのでやっておけばよかったかなとちょっと後悔。
最後にアラブ風ミントティーがだされ色々ぐだぐだ話しながら、終了。
お値段１５ユーロほど。
マッサージなどうけるともっとぜんぜん高いです。

けっこうな衝撃体験だったのでこうして記しておこうと思います。
でもたしかに肌がつるすべになったのは否めません。そして雰囲気も面白かった。
でもごしごしこすったりするのが本当に肌にいいのかは疑問なのでやっぱりもうやらないかな。

終わって出たら雨もやんでたので町をぶらぶらして楽しくショッピングして帰りました。

雨ふりだったしなんせサウナ内なんで写真はありません。
今度機会があったらとります。